脱・コミュ障外伝!見た目のイメージを持て!
前回は、「どうやってコミュ障を脱したか」の続きを書くと言いましたが、少し寄り道します。
とは言えど、コミュ障の要因の1つとして「外見のコンプレックス」もありました。
早速ですが、写真を見ていただきます。
コレ、誰だと思いますか?
信じられないかもしれませんが、僕です(笑)
イケてないですよね。
大学を卒業したときの写真です。正直言ってデブでした。
それから社会人になり、デスクワークで残業も多く、
飲み会も多かったおかげで、これからさらに太りました。
ある日、靴を履くのにお腹がひっかかって、しゃがめないことに気がつきました。
どうしてもしゃがめないので靴ベラが手放せません。
自分の身体なのに、言うことを聞かないのがかなりショックでした。
この年の健康診断では体重が80kg付近、「心臓に疾患の疑いあり」という診断結果が出た記憶があります。
それまで、自分はまだ太っていない、と思い込んでいましたが、この時の写真と体重という数字で現実を突きつけられた気がします。
「こんな見た目は嫌だなぁ」と、自分にどうしても自信が持てません。
このときでも彼女は居ましたがそれでも、現実にはどうしても自信が無かったわけです。オンラインゲームのアバターはカッコよく作っていましたが…現実と違いすぎてかなりしんどかったですね。
「こんな感じになりたいなぁ」というイメージ自体はあったので、ダイエットを決心しました。
痩せるなら、スタイルを良くして青い服と帽子を合わせて着るんだ…!とずっと夢見ていました。
その翌週にジムへ通うことを決心します。
しかしながら、「有酸素運動とかダルいなぁ」と思い、有酸素運動をまずカットしました。
ジムに行くのに、着替えて、トレーニングをして…着替える時間もあるし…
そもそも、面倒くさがりなのでジムの往復時間と着替える手間も考えて時間コストを考えました。
「ジムでカロリーを消費するなら、最初からカロリー取らなきゃ良くない?」
「有酸素で筋肉が消費されるの意味なくない?」
「そもそも何食べて太ったんだ?」
という発想で色々調べた結果、食事制限をはじめました。
食事についても、いくつかの本を読みましたが「糖質OFF」が一番性に合いました。
糖質>脂肪の優先順位で消化されるため、まずは普段の糖質をゼロにしておけば、脂肪が消化されるよね、という発想です。
少しの筋トレと、糖質OFFを習慣化しました。
・朝はほぼ食べない。コーヒーのみ。
・お昼はコスパの観点でイワシの缶詰(¥150程度で100kcal前後でたんぱく質20g)
お腹が空いていたらお昼の13~19時で6時間で糖質を消費できる程度に抑える。
大体300~600kcal(サケや牛しぐれのおにぎり等、おにぎり屋で買う)
・夜はカロリーを気にしないで肉を食べる。白米はほぼ取らない。たまに野菜スープを作る。
飲み物も、緑茶、紅茶、コーヒー、お水のみで、砂糖もミルクもガムシロップも入れません。
ほぼ緑茶か水でした。
(このときに甘味料を抜くクセが付いたのは良かったです)
また、食品の裏の材料を見て炭水化物があるかどうか?カロリーはいくつ?というのをよく見ていました。
おかげで今は見るまでもなく大体のカロリー相場がわかります。
ジムはほぼ、レッグプレスと懸垂マシンしか使いませんでした。それも30分で終わってプロテインを飲んでさっさと帰ります。レッグプレスは大体180~200kgまでやりました。
月に1~2回程度だったので勿体なくて、痩せ始めたころには「もういいや」と解約しました。
こういう生活を続けていると、上司や同僚、両親が「もっと食べたほうが良いよ」と言ってきますが、彼らは専門家ではありません。
ダイエットもしていません。当たり前ですが、話を聞いても根拠が無いので全て無視します。
なりたい自分になるのが最優先でした。
青い服と青い帽子をカッコよく合わせたかったのです。
「こうなるんだ」というイメージを明確に持っていたわけです。
その結果、1年で20kgの減量に成功しました。
服装もあわせて買いましたが大方イメージ通りになりました。
今でこそ「イケメン」とたまに言われるようになりましたが、元々イケメンでは無かったのはおわかりいただけたでしょうか。
この段階で、外見にもそこそこ自信が持てるようになり、ファッションなども当時は5冊の雑誌等を一度に買い、ファッションの共通点を研究したりしました。そのうえで、自分のイメージをどう表現するかも考えました。
痩せた後は、皆が手のひら返して「どうやって痩せたの?」と聞いてくるようになります。
糖質OFFは男性はマネしてもいいかもしれませんが、女性は多分マネしないほうが良いかもしれません。(体のつくりなどが違いますので)
普段食べ過ぎであれば、ちょっと炭水化物を減らす程度で良いかもしれません。
よくダイエットも相談を受けるのですが、モチベーションだとか、どこまでの労力を割いても良いのか、人それぞれ違いますね。これも正直なところ正解はありません。
スイッチが入ったら徹底的に集中してやる人と、僕みたいに集中するより習慣化して自動化したい人もいます。どちらにせよ、「どうなりたいのか?」のイメージが必要です。
妻はどちらかというとスイッチが入ると集中的にやるタイプですね。
ダイエットをしようかなと考えている人はかなり多いのですが、話していると
「健康のためになんとなく………」だったり
「成人病になりそうだからダイエットしなきゃ…」だったり…
「痩せてるほうがカッコいい(カワいい)しなぁ…」だったり…
お気づきかもしれませんが、「こうなる」というイメージが見えないのです。
イメージが無ければ、始まりもしません。
多くの人が「頑張ってるんだけど…」と言いますが、何となくで頑張っても意味はありませんし、何より効果が出ないのです。
これは勉強も、ダイエットも、仕事も全てにおいて同じです。
どこかに向かうとき、目的地があるからルートが見えるわけです。
何をやるにも目標となるイメージが無ければ、最初から負けています。
このブログでも、寺子屋ブログでも何度も言っていますが、イメージが大事です。
正解はありません。自分が「こうなるんだ」という強いイメージを自由に作る必要があります。
天才と凡才の違いはそこにあると言い切っても良いかもしれません。
今は、次の目標を見つけたので筋トレを再開しています。
腹筋ローラーとプッシュアッパーを買いましたが、お手軽でコスパ良いですね。
安価で且つ、家でできて、短時間で高負荷をかけられるのでオススメです。
次回は〇を克服して究極的にコミュ障を脱したかを書いていきますのでお楽しみに!